宇野小学校(活動報告)
宇野小学校PTA活動報告
平成24年12月10日
宇野小学校PTA
会長 野村一裕
1.近年の主な活動
①「うのっこパトロール隊」と「うのっこみまもり隊」
平成16年(2004)11月、奈良県における小1少女殺人事件、広島県における小1少女殺人事件が発生した中、学区内でも連続放火事件が発生。連合町内会、各種団体、PTA等が協議、「自分たちの子どもは自分たちで守る」という住民の総意の下、子どもたちから愛称を募集して「うのっこパトロール隊」が発足。爾来、登下校時に地域の方々が児童の登下校時の安全を見守って下さっている。しかしながら時間の経過とともに一部の保護者が「うのっこパトロール隊」の活動を当然視する傾向がみられるようになった。そこで、一昨年から保護者の皆さんにも活動に参加をしてもらい、その苦労を体験してもらい、また「うのっこパトロール隊」隊員と直接触れ合ってもらうことを実施。その名も「うのっこみまもり隊」と称し、毎週水曜日に持ち回りで児童の登下校を見守っている。
②「ベルマーク活動」岡山県下初の700万点超え
ベルマーク活動には昭和37年(1962)から参加をしており、一昨年、収集点数の累計が岡山県下の学校で初めて700万点を超えた。昨年6月3日には岡山市内で開催された報告会にて総務役員が活動を報告。ベルマークはお母さんたちの間で人気があり、毎年仕分け作業に参加する方もいる。楽しくおしゃべりしながら作業をするので、お母さん方の情報交換の場にもなっている。
③コミュニティハウス建設の推進
宇野小学校区には公民館と呼べる施設がない。そこで地域の方々が小学校の敷地にコミュニティハウスを建設することを計画。しかしながら折悪く、平成13年(2001)に発生した大阪教育大学付属池田小学校事件の影響で学校関係者外の校内への立ち入りに敏感になった保護者の反対により頓挫。事件から10年経過した昨年数回の説明会を開き、11月22日に開催された臨時総会で建設容認が可決された。本年に入りすでに3回の説明会が開催されている。学校内にコミュニティハウスが建つ学校は市内にもいくつかあるが、児童の動線とコミュニティハウス利用者の動線が同じ施設は宇野小学校が初めて。ちなみに神奈川県横浜市では80%の公立学校が、児童と利用者の動線を同じくするコミュニティハウスを敷地内に有しているとのこと。児童と地域の皆さんとの交流が期待できる。
④保護者によるトイレ掃除
ふだん、学校で子どもたちが使うトイレ。子どもたちの手だけでは完全にきれいに掃除することができない。そのためにおいがするなどの苦情が続出。参観日を利用して、保護者の皆さん有志によるトイレ掃除を実施。トイレの臭いがなくなり、気持ちよく使えるようになったと子どもたちが喜んでいる。